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橋姫(はしひめ)
強く恐ろしい形相で嫉妬の怒りに満ちた面です。
能『鉄輪(かなわ)』などに使われます。
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橋姫(はしひめ) |
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廿余(はたちあまり)
能『藤戸』のシテを「痩男」或は「蛙」より若く演じようと
志向して考案された面と思われます。
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廿余(はたちあまり) |
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霊女(りょうのおんな)
死んだ女性の怨霊の面(おもて)です。恨む相手への
執心に苦しむ悲しい面でもあるとも言えるでしょう。
能『求塚』などに使われます。
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霊女(りょうのおんな) |
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真蛇(しんじゃ)
女性が恨みのために蛇となった面である。
能『道成寺』などに使われます。 |
真蛇(しんじゃ)
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狐蛇(きつねじゃ)
狐の化身に蛇の要素を加味し、しかも金泥
を施したことにより、一層強い存在の面となります。
能「殺生石‐白頭ー」などに使われます。
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狐蛇(きつねじゃ) |
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般若(はんにゃ)
女性の嫉妬の悲しみと怒りの極限を表現しています。
室町中期の般若坊の創作と言われたいます。
能『葵上』などに使われます。
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般若(はんにゃ) |
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痩女(やせおんな)
若くして執心の苦悶に痩せ衰えた女性の面です。
能『定家』『砧』などに使われます。
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痩女(やせおんな) |
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山姥(やまんば)
山に棲む仙女或は鬼女の面です。
能『山姥』の専用面です。 |
山姥(やまんば) |
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